朝ガストに来てみたらテーブルに袋入りの醤油が置いてあってびっくり。
今日は先日修理したバグ有Seagateハードディスクの修理について書こうと思います。
既にご承知の通り、Seagate製HDDhは去年1月頃にシャットダウンのタイミングによりバグでハードディスクが認識しなくなるという強烈なバグで世間を騒がせた。
このようなバグのため、1週間で壊れる人もいれば、今回のように2年近く普通に使えてたという人もいる。今回で3人目の「被害者」が発生し、なんとなく情報を探っていたら、パソコンとRS-232Cで接続し、シリアルコンソールを叩くと復旧できるらしい。
この事件以降Seagateハードディスクは買わなくなったので、調べることもなく2年近くこの情報を知らなかった。
以前の仕事で当たり前のようにUNIX機とシリアルコンソールで接続していた私にとっては「え?こんなんでええの?」といった感じだ。
秋葉原でPDC携帯電話接続ケーブルやコネクタを買いそろえたあと、被害者宅でケーブル作製。が、工具不足でうまくいかなかったので、とりあえず仮のケーブルをこしらえた。
ロックされた情報を読み出させないために、HDDから基板を外す。ドライバーは変換名人の大量に入った変換ドライバーを使用。いいっすよこのドライバー。
http://www.henj.in/tools.html
接続速度は9600bpsか38400bpsのようだが、どっちでもうまくいかない。いろいろ抵抗外したりとか直に半田付けしたりとかしてようやくCtrl+Zで「F3 T>」というコンソールが出た!
接続できるまでに苦労したが、なんとかコンソール画面にたどり着く。
スピンダウンさせる命令を送ってから、慎重に基板を元のHDDに戻す。一番の難関だ。
ここからファームウェアからでしか見えないユーザー領域を消去して、起動させてみる。
見事!Windowsが起動した。すばらしい!
起動したらすぐさまバックアップなりファームウェアアップデートなりしないといけない。
ファームウェアアップデートは再起動が必要だが、リセットの際に一度電源が落ちる仕様のマザーボードで無ければ滞りなく終わると思う。
まだ2人「被害者」が残っているので、一応後日ケーブルを「完成品」に仕上げた。コネクタ部分は2.00mmピッチの汎用の4ピンコネクタ(2.5インチATA-HDD端子と同じ)だけど、周りの枠が小さいので、コネクタを削らないといけない。削らなくても入るけど、抜くときにコネクタが破壊されるので^^;
リューターにダイヤモンドカッターを取り付け、コネクタをガリガリ削る。
誤挿入防止の出っ張りも残しておいた。
ケーブル側もほぼ作り直して完成。うちのHDDで接続したところ、見事コンソールに接続できた。
合計600円もかかっていないだろうけど、復旧できる価値はプライスレス。
なお、Seagateに送ると、送料と専用の箱代で50ドルほど持って行かれるとか。ファームウェアのバグうんぬんより、この「サポート体制」に納得が出来ず、これ以降SeagateのHDDは買っていない。
今日は先日修理したバグ有Seagateハードディスクの修理について書こうと思います。
既にご承知の通り、Seagate製HDDhは去年1月頃にシャットダウンのタイミングによりバグでハードディスクが認識しなくなるという強烈なバグで世間を騒がせた。
このようなバグのため、1週間で壊れる人もいれば、今回のように2年近く普通に使えてたという人もいる。今回で3人目の「被害者」が発生し、なんとなく情報を探っていたら、パソコンとRS-232Cで接続し、シリアルコンソールを叩くと復旧できるらしい。
この事件以降Seagateハードディスクは買わなくなったので、調べることもなく2年近くこの情報を知らなかった。
以前の仕事で当たり前のようにUNIX機とシリアルコンソールで接続していた私にとっては「え?こんなんでええの?」といった感じだ。
秋葉原でPDC携帯電話接続ケーブルやコネクタを買いそろえたあと、被害者宅でケーブル作製。が、工具不足でうまくいかなかったので、とりあえず仮のケーブルをこしらえた。
ロックされた情報を読み出させないために、HDDから基板を外す。ドライバーは変換名人の大量に入った変換ドライバーを使用。いいっすよこのドライバー。
http://www.henj.in/tools.html
接続速度は9600bpsか38400bpsのようだが、どっちでもうまくいかない。いろいろ抵抗外したりとか直に半田付けしたりとかしてようやくCtrl+Zで「F3 T>」というコンソールが出た!
接続できるまでに苦労したが、なんとかコンソール画面にたどり着く。
スピンダウンさせる命令を送ってから、慎重に基板を元のHDDに戻す。一番の難関だ。
ここからファームウェアからでしか見えないユーザー領域を消去して、起動させてみる。
見事!Windowsが起動した。すばらしい!
起動したらすぐさまバックアップなりファームウェアアップデートなりしないといけない。
ファームウェアアップデートは再起動が必要だが、リセットの際に一度電源が落ちる仕様のマザーボードで無ければ滞りなく終わると思う。
まだ2人「被害者」が残っているので、一応後日ケーブルを「完成品」に仕上げた。コネクタ部分は2.00mmピッチの汎用の4ピンコネクタ(2.5インチATA-HDD端子と同じ)だけど、周りの枠が小さいので、コネクタを削らないといけない。削らなくても入るけど、抜くときにコネクタが破壊されるので^^;
リューターにダイヤモンドカッターを取り付け、コネクタをガリガリ削る。
誤挿入防止の出っ張りも残しておいた。
ケーブル側もほぼ作り直して完成。うちのHDDで接続したところ、見事コンソールに接続できた。
合計600円もかかっていないだろうけど、復旧できる価値はプライスレス。
なお、Seagateに送ると、送料と専用の箱代で50ドルほど持って行かれるとか。ファームウェアのバグうんぬんより、この「サポート体制」に納得が出来ず、これ以降SeagateのHDDは買っていない。