さて、今月も東電(から委託されたであろう)の検針のおばちゃんがやってきました。
んで、同時に小冊子を手渡された。
中身を見て唖然・・・・・。
というわけで、現在国に申請中らしい詐欺まがいの値上げ内容をみていこう。
・10%どころではない大幅値上げ
今回の大目玉はなんと言っても基本料金だったハズの値上げ対象が単価値上げになったこと。
従量電灯や時間帯別電灯の3段階料金は、段階が上がるにつれて値上げ幅も大きくなっている。
具体的には従量電灯Bだと
120kWhまで 18.42→19.16円/kWh(+4.0%)
121~300kWh 23.41→25.71円/kWh(+9.8%)
301kWh~ 24.68→29.57円/kWh(+19.8%)
という具合だ。
大抵のファミリーなおうちなら従量電灯だと300kWhなどすぐいってしまう。
いかに300kWhを超えた分を削減できるかにかかっている。
しかしもっとひどい改訂がある。時間帯別電灯などの夜間電力である。
おトクなナイト8や深夜電力など
9.72→12.13円/kWh(+24.8%)
おトクなナイト10
10.03→12.38円/kWh(+23.4%)
はぁぁ!!??
せっかく今までピークシフトしてきてやったのに、ひどい値上げ幅となっている。
とくに今までさんざん東電が売りに売ってきたオール電化メニュー(電化上手)まで
同じ値上げ幅。
ちなみに深夜電力も同じ値上げ幅なので、夜間通電のヒーター式電気温水器を使っている
おうちはこの25%の値上げ分がそのまま深夜電力の電気代25%アップ
につながることになるので、そろそろ潮時と考えた方がよさそう。
フルオートタイプやエコキュートは必要な分だけしかわかさないのでかなりマシ。
ちなみにおトクなナイト10の昼間3段目料金は39.38円/kWhという太陽光発電の売電価格に迫る
すさまじい金額になっている。
・おトクなナイト10と5時間通電機器向け電力・コースの事実上廃止
なんと、夜10時から翌朝8時まで電気が安価に使えるおトクなナイト10が事実上廃止になってしまう。
料金改定日前日に新規加入の申し込み終了となる。加入済み契約は継続自体はするであろうが、
いつか廃止になるかわからない。つか、引っ越ししたらおトクなナイト10を選べない。
そして高速でお湯を沸かせる電気温水器向けの第2深夜電力や割引が新規加入終了。
単価値上げとあわせてますます電気温水器の肩身が狭くなった。
まぁ、そんなもん置く場所あるならエコキュート使ってくださいってことでしょうけどw
どうやらもうからないコースは徹底排除の姿勢のようである。
おトクなナイト8(夜11時から朝7時まで安価)は今後も継続するが、オンタイマーのない機器は
夜11時までスイッチONを待たなければならない。また、うちのように24時間風呂で風呂を沸かし
ている家では入れる時間がさらに1時間遅く・・・orz
こんなひどい申請がこのまま通るのか?
絶対通すなよ親方日の丸!
やる前にまず人減らせ給料減らせボーナスは0だ。
というか一度つぶしましょうよこの堕会社。
電柱とか全部国の物にして電力自由化を推進しましょうよ。
(追記)
なお、のちに値上げ正式発表された際に、おトクなナイト10の新規契約終了は撤回されました。