新電気料金時代の湯沸かしコストを考える

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さて、涼しいどころか一気に寒くなってきましたね。
そろそろお風呂に入りたい季節。
でも東電管内では電気代があがってしまいました。

はたしてまだガスより安いんでしょうか?
久しぶりに測定してみました。

32℃まで冷めたお風呂のお湯200リットルを、40℃まで上げます。
24時間風呂を朝8時まで稼働して昼間止めてると、だいたい夜10時頃にはこのくらいです。
真冬だと28℃くらいですね。

これをガスでわかします。
40℃になったところで風呂釜を止めます。
17分30秒かかり、ガスを0.084m3使いました。
以前にこの風呂釜は5分に0.024m3使う測定結果が出ていたのですが、今回もまったく同じで、
どうやら時間とガス使用量は完全に比例するようです。

今月から電気料金が上がってガスが安くなりました。
我が家のガス使用量は6~18m3の範囲で収まるので、ガス会社の5~20m3の料金体系に収まります。
この料金体系だと363.36円/m3ですので、今回30.52円かかった計算です。

んで、電気、すなわち24時間風呂でわかしても2時間はかからない程度です。
仮に2時間かかって消費電力1kWだとして、新料金(夜間料金)で計算しても24.12円です。まだちょっとガスより安いです。

ちなみに、実際の消費電力はモーターとあわせて890Wです。なので実際にはもうちょっと安いですね。

あくまでうちはLPガス(しかも非集合住宅のB料金)なので、都市ガスだったら逆転するかも。
また、昼間料金の時間帯にわかしてしまうと80円近くかかって論外なので、やはり10時までに沸かしたい場合はガスですね。

市販の湯沸かしヒーターを増設して、湯沸かしのさらなる高速化をはかるのもいいかも。


んじゃ皿洗いや調理のお湯はどうするか、
我が家の場合は現在のところ、「対策の必要なし」という判断。

災害時の利便性では最強であろう、台所に付ける給湯器を使用しているので、不要なお湯は一切沸かすことがない。
カップラーメン用のお湯ですら、給湯器の出口から沸騰したお湯が直接出るような機種。やかんいらず(笑

電池で動作するので停電は関係ないし、水道管とボンベから給湯器までの配管がやられていなければ通常使用可能。
極論を言えば、カセットボンベのアダプターをもっていればキャンプでも使えるほど。

対災害性でいえば、

停電時1位 台所ガス給湯器(ガス管と水道管がやられなければ普段と同じように使用可能。)
断水時1位 電気温水器やエコキュート(停電すると蛇口からお湯が出ないが、タンクからお湯が取り出せる。断水も同じ。)
ビリ マイコンガス給湯器(水道・ガス・電気いずれかがやられただけで完全アウト。)


ちなみにガスコンロとIHの耐災害性を問題視する人がいるが、そんなもんははなっから、

カセットコンロを準備しておけばいいじゃない。

という非常に安価で簡単な答えがあるので、考えるだけ無駄です。

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このページは、にぅいーなが2012年9月26日 21:39に書いたブログ記事です。

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