C9M2を走行中に操作できるよーにする

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前回ビーコンはついたものの、走行中操作ができなかったC9M2。
今回はGPS信号も殺して操作もできるようにします。

運転席から走行中操作してはいけないのはアタリマエだが、助手席は関係ない。
正直言って、このままでは不便どころかナビとして失格です。
(助手席に操作ペダルかなんか付ければいいのに)

通販では自動でTVが観れるキットなんてうってたりしますが、1万円以上します。こんなナビに1万円もかけたくないですね。

そこで、助手席側にスイッチを取り付けて、ONの間、速度パルスとGPS信号を殺します。これで、トンネルの中で停車してる状態と同じ状態を作り出します。

アキバのパーツ屋では、車内に貼り付けできるスイッチを売っていなかったので、近くのホームセンターで買ってきた。598円なり。

エーモン No.1620 「貼り付けプッシュスイッチ」
http://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=1620

このスイッチ、実家のシエンタにも付いている。
クルマの中に取り付けても当たり障りのないデザインが良いね。
しかし、このスイッチがON/OFFできるのは1回路のみ。

秋月でリレー(100円)とユニバーサル基板(60円)を買ってきたので、このスイッチで2回路持つリレーをON/OFFするようにしました。これで車速パルスとGPS信号を同時にON/OFFします。

c9m2haisen.png



このスイッチONで速度パルスとGPSがOFF、スイッチOFFでそれぞれONになるように、リレーのCOM端子とNC端子にそれぞれ接続しました。
また、GPSは高周波なので、リレーで単純にOFFにするだけでは信号が流れてしまうかもしれないので、NO端子に1kΩの抵抗とGNDを接続してみました。
つまりスイッチONのときはナビ側の端子をGNDに落ちるようにして、GPS信号の入力を完全に殺すようにしました。
(インピーダンスを考えるともっと抵抗低くても良いのかも・・・)
CIMG0006.JPG


このおかげか、スイッチがONだろうがOFFだろうが、カーナビ接続情報を見るとGPSアンテナは「接続」のままです。うまく騙せていそうです(笑

基板を絶縁処理してカーナビの脇の空きスペースに収め、スイッチは助手席の方に貼り付けました。

スイッチをONにすると、見事、操作ができるようになりました。

やっとまともなカーナビになりましたか。

スイッチをOFFにしてナビの現在位置が正しい位置に戻るまでは大体1分くらいですが、あれこれ悩んでいるともっとかかるかもですね。

今回は758円+少々の電線代がかかってしまいましたが、スイッチにこだわらなければもっと安く済むでしょう。最初から2回路あるスイッチを使えばリレーも基板も電源も不要です。高周波に気を配れば...ですが。
逆にもっと予算や収めるスペースがあれば高周波リレーを使ったり、取り外しできるようコネクタをつけたりとかもできると思います。

間違っても運転者は走行中操作しないように。



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このページは、にぅいーなが2013年3月22日 10:43に書いたブログ記事です。

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